ただ もくもくと ぶくぶくと しずむ
いいたいことをいうのは むつかしい どのことばも しっくりこない いいたいことはことばでかんがえているのに 音にだすと いいたいこととずれてきてしまう
きのううそをつくのをわすれたと 子どもがくやしそうにいう うそついていい日をはじめてしった ケースケは 1日おくれでもいいでしょうとおねだり シューへーが 1年に1回ってきまってると おしえてあげていた ちぃちゃんだけが なあにそれというかおをして…
気のきいたうそを つくことが ながねんの夢
つめたい 雨がしとりしとり 3月も さようなら
くいくいっと ビールをついで ひねもすをあこがれるものの それはぜいたくとあきらめる小市民 は ぐいぐいっと さっぱり のんで おやすみなさい
はしりさる ふうけい 雲 川 看板 とることで やきつける
たっぷり ちゃっぷん ときどき まじめに くつろぎの春旅行
もやもやしていたきもちの よっきゅうがみえて ようやくなっとく、すっきり そうか、この方向ならよかったのだと いつもいつもたどりつくまで わかるまでが じかんとのおりあいづけ
とにもかくにも さんにんよれば けんかのたねがうえられ めをだし はなをさかす まあ それも春やすみ
はるやすみのにっき いっぱいべんきょうしました ともだちとやきゅうをしました あそびました そしてさんにんがえをかいた
ぴゅーぴゅー びゅーびゅー ひとりのこどもは やきゅうをして ひとりのこどもは ボールあそびをして ひとりのこどもは さむいからとげんかんからでない
ぐったり へたり いくらねても ねたりない きゅうじつ へたれのからだよ
めでたいな こちらもえがお おおきくなったねということばが しぜんにくちからこぼれおちる おおきくなったら えかきやさんになりたいです そういったあなた おめでとう
たくさんのおとなが なみだをこぼし、はんけちでふいていたけれど あなたはえがおで てれくさそうで うれしそうで だから わたしたちもえがおでいたいちにち
午後からしくしく痛み 夕方から病院に行き あなたがうまれた たんじょうび、おめでとう
ねむくて ねむくて ねむりのかみさまが 足をふとんの中にひきずりこもうとしている よ
すきだからいきているわけじゃない というざっしのいちぶんに うなるすきってなんだろう すきってなんだっけぐるぐるかんがえるたのしさ
ふわりと やわらかくなる ゆたんぽのないふとん すぐ発進できるくるま ぶるん エンジンかけて 一日のはじまり
えがおのおしゃべり はなしをあわす にじゅうじんがくに なったきもちは とってもにがて
あっつい おふろに ちゃっぷん ごくらく しあわせ
かたりあいながら ときどき涙ぽろり 後悔しないなんて 無理とわかってい ても、 でも と思う8時間
のうみそが ぼんやり しているりゆうは きっときのうのビール
どきどきせずに おどおどせずに からりと あおぞらをみなくっちゃ
おべんとうをたべ おみそしるをのみ おちゃをすすって おしゃべりをする ごらく ごらく
きのうのおてんとさまは あたたかくちからづよかったのだけれど きょうは、一歩下がって寒くなる けれど 雪ではなくぼろぼろと降るは雨 たんたかたん と ふろんとがらすに雨が打たれる
ぱんぱん ぱんぱぱん とたたいて ぱしっと ほすのが せんたく きょうの天気 晴れ
いいかげん となりのしばふも うちのしばふと おんなじなんだと きづかなくちゃいけない年齢 だ よな
時に うえをみあげて 下々のことを 棚の上におく おい雲よ ちょいと話し相手になってくれ
かぜをひいているときは 脳から にゅるっと体内になにかがのびて ずるずると おもたいせかいにひきずられる